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2012年06月01日

サンパウロのサンバ/VAI-VAIの歩み(2)

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*専門用語、歴史、リオ、サンパウロなどカテゴリーで分類。
気分で勝手気ままに書いているので、
初めての方はカテゴリーから選択してみるのも手です。
「専門用語辞典」「歴史」を最初から、ちまちまと用語を
チェックすることをオススメします。


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2012年6月1日(金)

前日の サンパウロのサンバ/VAI-VAIの歩み(1)
http://wikipedisamba.ti-da.net/e3859491.html

 サッカー応援のためにサンバチーム発足

 さて、イタリア移民が作り上げた芸術と食の町Bixiga。
その地区でサッカー応援団であり、サンバのカルナバレスコ
集団「Cai-Cai」を創立。

サンパウロのサンバ/VAI-VAIの歩み(2)
1920年以前。Cai-Cai発足前のチーム。
「Cordão Carnavalesco - Bloco Componeses do Egito」
パウリスタ通りをパレードしたという。

資料によると、田舎の農園から都会のサンパウロに
逃亡した奴隷の子孫の黒人の一部が、都会のキロンボ
としてBixigaで生活を営んでいたようである。
キロンボは森の奥や深い自然の中だけではなかったのだ。
都会の方がかえって身を隠すのには都合がいい場合もある。
しかし、彼らがこの地区を選んだ一番の理由が、
黒人でも参加できるお祭りがあった。
イタリア人街にあるACHIROPITA(アキロピッタ)教会の
お祭りだったのだ。そのことから、この地域に移り住む
黒人達の増加につながったという説が強い。

1920年代。創立したサンバチームのCai-Caiの
チームカラーは黒と白。(白と黒ではない)
Cai-Caiのリーダの名前はVitor。
当時はマルシャとポルカを演奏していた。
メンバー同士のサッカー試合も盛んで、
Bixigaの中にあるSaracura(鳥の名前)川の近くの
Rocha通りの側にある、Lusitanaサッカーグラウンドで
サッカー競技を楽しんでいた。
Vai-Vaiの歌詞によく出てくるSaracuraがこの川のことだ。
昔はこの川に沢山Saracuraがいたのだろう。
今現在は暗渠となり川は見えない。

サンパウロのサンバ/VAI-VAIの歩み(2)
Saracura。こんな感じの鳥。

サンパウロのサンバ/VAI-VAIの歩み(2)
猛ダッシュのSaracura。
飛べないのか?おい!

そしてCai-Caiから新しい「Bloco Esfarrapados」も誕生。

サンパウロのサンバ/VAI-VAIの歩み(2)
1958年。Bloco Esfarrapadosのパレード。
50年代後半はまだ活動していたようである。
この時代、Bixigaのチームはショーロとバトゥッキを
取り入れたサンパウロで一番モダンなチームだった。
パウリスタのショーロもここが土台だった。
カーニバルの路上でのパレードにはサッカー選手や
カポエイラ、チリリッカも出場したと記録にある。

●チリリッカ/Tiririca    
アフロ色強い昔のサンバ時代の踊りの一種。
2人一組となって、サンバのリズムに合わせて、
カポエイラのジンガよう振り付けをする。

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 Grêmio Recreativo Cultural Social Escola de Samba Vai-Vai
 Wiki/http://pt.wikipedia.org/wiki/GRCSES_Vai-Vai
 HP/http://www.vaivai.com.br/index.asp



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Posted by BBB SAMBA OKINAWA at 01:59│Comments(0)サンパウロ
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